流星ワゴン

久々にド嵌りして読みました。「流星ワゴン」。

で、今ドラマやっているのを知らなくて(笑)慌てて観ました。第6話。

いい!全体的におっさんばっかりだから地味だけど、いい!

「永田一雄(カズ)と父・永田忠雄(チュウさん)」「永田一雄と息子・永田広樹」「橋本義明と息子・橋本健太」という3組の父子が登場し、それぞれの親子のカタチや心情が丁寧に描かれていく。

ドラマでは主人公のカズを西島秀俊。その父親役のチュウさんを香川照之が演じていますね。

もう、これ、原作のイメージにぴったりなの!!

てか、もう、この人たちのために書かれた台本なんじゃないかと思うくらい。笑

物語は、主人公のカズが「死んでもいいな」と思う・・・そんな絶望的なところから始まります。

死のう!って気力は既になくて、ただもう“今夜死んでもいいかな…”そう無気力に思うんです。

父との確執を抱え生きてきたカズは、今危篤で意識がなくなりつつある父親と結局最後の最後まで向き合えずにいる。

でもお見舞いには行くんです。

何しに?・・・そう・・・お車代を貰いに。

カズはリストラされ、セックス依存症で浮気を繰り返す妻に離婚を切り出され、更に受験に失敗した息子は家庭内暴力。(ドラマでは設定が違うみたい。)

そんな環境下で、死ぬほど嫌いだった父親のところへ、死ぬほど惨めな思いで、お車代目当てに通うんです。

駅前のベンチ。家に帰りたくない。

ウイスキーのミニボトルただ喉に流し込んで、もういいや。なにもかももういいや。死んでもいいや。って。

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